2016年4月3日日曜日

初心者のストラテジー構築2

 それではこつこつ行きましょう。こつこつと。


■ストラテジーの目的(おさらい)
 個別株のガンマロングポジを作りたい。ダウンサイドリスク限定で。


■今回の目的
 いきなり上記のストラテジーをこさえる前に、一度事前の確認を行います。何ができたら成功で、何ができなかったら失敗なのかを確認しないと、目標地点に辿り着いてもそこがそうなのか、それとも違う山に登ってしまったのかが分かりませんからね☆(ゝω・)v

 というわけで、今回はガンマロングの成功事例、特にわかりやすい事例として過去大幅上昇した銘柄のL、その他のSやった場合にはどうなっていたのかを検証します。つまり、LSのリターンがLについていっている+横or下落時にヘッジになっているのかを見てみます。今回用意した材料は、新興・小型の大幅上昇した銘柄と、皆大好き日経ダブルインバ系ETFとなります。なお、データは2014/12/01-2016/03/31を引っ張ってきました。なお、雑な人間が作ったためデータに間違い等が含まれることは確実なので、間違いがありましたらご連絡よろしくお願いします。
 

■データ
3385薬王堂、4565 そーせいグループ、7148 FPG:1360日経ベア2倍


 あれ?(;・∀・)

 ヘッジ付きなので、裸ロングにアンダーパフォームするのは仕方ありませんが、それにしても追従出来てなさ過ぎませんか?上昇した銘柄だけあって、大きく伸びた時にはリターンも伸びていますが、下げ幅がむしろ大きくなっているような...。個人投資家の救世主そーせいですら、一時-50%近いボコられ具合です。


エスクリ2196、ひらまつ2764、3179シュッピン:1360日経ベア2倍




 (  Д ) ゚ ゚

 いやぁ、なかなか酷いことになっております。ヘッジとは何だったのか。やらない方が被害の小さい保険とか、保険屋が紹介してきたら張り倒したくなりますね。エスクリは決算の影響もありますが、それ以前の期間においても基本ダメっぽいです。
 今回はわかりやすい様に動いた銘柄を選択しましたが、基本リターン分布が横もしくはきれいな右肩上がりになってないので言い訳できません...。



■どうしてこうなった
 裸Lの方がドローダウンが小さいという絶望的な結果が出てしまいました。日経よりもアウトパフォームするはずの銘柄をロングし、日経平均をショートすることでリスクを抑えるはずが、なぜこんなことになってしまったのでしょう?

 今回のような結果となった理由は単純で、何も考えずに「とりあえず日経ショートで( ゚д゚)ノ」ということをやってしまったのが原因です。本来ヘッジというものは、相関やボラの分布等を確認し、L側の動きと同程度逆方向に動くことを前提としたものです。しかし、今回のように個別と日経平均の連動性を考えずに同量のポジを取った場合、それはヘッジではなく単なるロングとショートを積んだだけになります。
 一応、個別が横の時に日経が下がると多少はヘッジになるかもしれませんが、それは意図した動きではなく、単に結果的にそうなっただけと考えるべきでしょう。

 最終目的であるデルタヘッジしてガンマロングを実現するためには、ガンマロング対象が狙った方向に大きく動く時だけリターンが右肩上がりになり、それ以外の時のリターンは横ばいである必要があります。言い換えると、ガンマロング対象が動いていないのにリターンが出るということは、それはデルタヘッジに失敗しているということになります。
 そして、それを実現するためには、ガンマロング対象が動く前のPFボラティリティが0であることを目指すことになります。従って、PFの構成銘柄の推定ボラティリティや相関を重ねあわせた時、それがネットで0になっていることが必要条件となります。失敗すると上記のようなリターン分布になりますので、こうなったらアカンということを頭に入れておきましょう。



■おまけ 
1356TOPIXベア2倍:1360日経ベア2倍(別名4倍ショート)


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