2015年5月18日月曜日

死にゆく手法と蘇る手法:Part1

■死にゆく手法と蘇る手法

 「年間リターンがマイナスの者だけが株辛いと言いなさい」

 近頃、Twitter上で「最近勝てなくなってきた」「今までと動きが違う」という発言を見かけました。個人的にも、確かに今までとは違った動きが増えてきているように思えます。

 しかし、これまで好調だった投資家の方が勝てなくなるのは何故でしょうか。彼らの手法は既に実績があり、それなりの期間リターンを生み出してきたはずです。そしてこの問題は今勝っている投資家にとっても他人事ではなく、いつか自分の身に降り掛かってくる可能性がある重大な問題です。

 本稿では、手法のリターンの源泉について私個人の考えをまとめたものになります。そのため仮設を立証するだけの確たる材料はありませんし、考慮の余地がかなり存在しておりますことをご了承頂ければと思います。

 また、前回の記事が長すぎたと反省しましたので、適当に分割して記事に致します。投資初心者向けブログを標榜する当サイトとしましては、5分/1記事でサクッと読めるのを目標にします。具体的にはGoogle Document 1ページ分。

 なお今回は、「手法にもトレンドがあり、勝ち続けるためには手法のカーブフィッティングが必要」というお話になります。



■色々な手法
 一口に投資の手法と言っても様々なものがあります。以下、適当に並べてみました。

  ロングオンリー派:「株は買うものであり、これこそが正道」
  ロングショート派:「ロングとショートが組み合わさることで最強に見える」
  長期投資派:「石の上にも3年、ガチホールド」
  デイトレード派:「持ち越しリスクが無いから夜もグッスリ眠れます」
  クオンツ派:「The Truthを求める現代の錬金術士です」
  グレアム型バリュー派:「吸い殻を拾って燃やすお仕事です」
  バリューグロース派:「成長分を考えれば青田買いのチャンス!」
  アービトラージ派:「リスクを取る奴は情弱、フリーランチ美味しいです」
  ブレイクアウト派:「抜けたんやからいくやろ?」

 実際のところ、ブログ・書籍においても戦略と戦術の区別がなされていないことが多く、手法と言っても何を指すのかは人によって異なることが多くあります。実際には、いくつかの特徴を組み合わせて運用しているケースがほとんどですが、一応中核となる原型はそれぞれ存在します。

 今回は個別の手法については触れませんが、投資の勉強をするにあたって、何をやっているのかという点についてのきちんとした理解は必要になります。ファンダ投資家を名乗られている方で、やっているのはどう見てもモメンタム投資でしたという事例は結構見かけますね。

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